ビヤ氏は世界最高齢の大統領であり、41年以上権力を維持している。
カメルーンのビヤ大統領(ロイター通信)

アフリカ西部・カメルーンのビヤ(Paul Biya、91歳)大統領が12月31日、国民向け演説で来年の大統領選挙に関心があるとさりげなく示唆した。

大統領選は25年10月までに実施される予定。日程はまだ決まっていない。

ビヤ氏は演説の中で、「2025年は挑戦の年になる」と強調した。多くの地元メディアがビヤ氏が再選に意欲を示したと報じている。

ビヤ氏は党員が再選に向けたキャンペーン活動を行っていると主張。「党員の叫びと願いに注意を払っている」と述べた。

ビヤ氏は世界最高齢の大統領であり、41年以上権力を維持している。地元メディアによると、ビヤ氏は与党・カメルーン人民民主連合の唯一の大統領候補だという。

政府は10月、ビヤ氏の健康状態について報じることを禁じ、違反したメディアを取り締まる監視機関を設置した。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク