長距離バスとダンプが衝突、16人死亡、51人負傷 コートジボワール
このバスは27日夜、同国南西部から隣国ブルキナファソに向かう途中、ダンプと衝突した。
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アフリカ西部・コートジボワールで長距離バスとダンプトラックが衝突し、少なくとも16人が死亡、51人が負傷した。運輸省が28日、明らかにした。
それによると、このバスは27日夜、同国南西部から隣国ブルキナファソに向かう途中、ダンプと衝突したという。
運輸省は声明で、「この事故により少なくとも16人が死亡し、51人が病院で治療や手当てを受けている」と明らかにした。
また同省は警察が事故の経緯を調べていると述べた。
事故原因は明らかになっておらず、警察が関係者から話しを聞いている。運転手の安否は不明だ。
コートジボワールの人口は約2900万人。道路の整備は近隣諸国に比べると行き届いているが、近年交通事故が増加傾向にあるという。
政府の統計によると、交通事故の死者数は年間1000~1500人で推移している。
今年1月には西部郊外の集落で旅客バスとトラックが衝突し、少なくとも15人が死亡した。
中部イシア近郊で24年12月に発生したミニバス同士の衝突事故では26人が死亡、28人が重軽傷を負った。バスは2台とも全焼した。
政府は23年、ポイント制の運転免許証を導入。違反内容に応じて減点するようにした。警察は幹線道路に車番認識カメラを設置し、違反者を取り締まっている。