ブルンジ、水力発電プロジェクトの第1期工事竣工、世銀などが出資

この工事には欧州投資銀行(EIB)、アフリカ開発銀行(AfDB)、世界銀行を含む複数の金融機関が出資している。
アフリカ中部・ブルンジの国旗(Getty Images)

アフリカ中部・ブルンジ政府は25日、総工事費3億2000万ドルの水力発電プロジェクトの第1期工事が竣工したと明らかにした。

この工事には欧州投資銀行(EIB)、アフリカ開発銀行(AfDB)、世界銀行を含む複数の金融機関が出資している。

AfDBの報告によると、ブルンジの人口約1300万人のうち、電気を使えているのはわずか6%にとどまっているという。

その発電容量は40メガワットに過ぎない。

新たなプロジェクトにより、南部の2つの小河川に水力発電所が建設される予定だ。2つの発電容量は49.5メガワットである。

政府によると、このうち1つが25日に運用を開始したという。

もう1つの工事も順調に進んでおり、数カ月以内に稼働する予定とのこと。

政府は声明の中で、「この新たな発電所は電力アクセスを改善するだけでなく、医療、教育、農業ビジネス、情報通信技術(ICT)など、主要な分野の生産性を向上させる」と述べた。

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