ケニア・ナイロビで建設中のビルが倒壊、作業員4人行方不明
事故は2日午前に発生。地元消防・警察、赤十字社などが現場に急行し、瓦礫を掘り進めて救助活動を続けている。
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ケニア・ナイロビの南部地区で1月2日、建設中の高層ビルが倒壊し、少なくとも4人が瓦礫の下に閉じ込められたとみられる。地元当局が明らかにした。
事故は2日午前に発生。地元消防・警察、赤十字社などが現場に急行し、瓦礫を掘り進めて救助活動を続けている。
倒壊したのは南部地区で建設中の複数階建ての建物。地元テレビ局の取材に応じた男性は「作業員4人が瓦礫の下に閉じ込められている可能性がある」と語った。報道によると、複数の負傷者が病院に搬送されたという。当局からの詳しい説明はまだないが、複数報道では14~16階建てのビルだったとされる。
現場で救助を見守った人はAP通信の取材に対し、「兄弟が瓦礫の下から電話をかけてきた」 と述べ、政府に対して迅速な救助を要請した。
倒壊の原因は明らかになっていない。
ケニアでこのような事故は珍しくなく、住宅需要の高まりや一部の開発業者が規制を無視したり建築基準を逸脱したりするケースが過去にも問題視されてきた。2015年には複数の建物が倒壊し15人が死亡したことを受け、政府は全国的な建物監査を実施し、ナイロビ市内の建物の約58%が居住に適さないとする調査結果を示している。
この事故を受けて、ナイロビ市当局は周辺地域の安全確保や建設現場の監視強化を進める方針を明らかにしている。倒壊した建物を含む一帯では緊急の捜索・救助活動が続き、近隣の高層建築物についても安全性の評価が進められているとの情報もある。関係当局は今後、倒壊原因の究明と規制遵守の徹底に向けた調査も進める意向を示している。
作業員の家族や関係者は一刻も早い救出を願うとともに、地域社会では建設現場の安全性や規制運用への不安が改めて浮き彫りになっている。事故の影響や救助の進展は今後の報道で随時伝えられる見込みである。
