ボツワナODC、今年9月から契約ダイヤモンドの販売開始

世界のダイヤモンド市場は現在、人工ダイヤモンドの台頭、需要の減少、供給過剰により低迷している。
ダイヤモンド(Getty Images)

ボツワナの国有企業オカバンゴ・ダイヤモンド社(ODC)が政府との新たなマーケティング契約に基づき販売チャネルを多様化するため、今年9月に契約ダイヤモンドの販売を開始する予定である。同社が5月30日、明らかにした。

それによると、ODCはダイヤモンド産業最大手デビアスとの合弁事業で全体の供給量の約40%を販売する契約を結んだという。

ODCは主に年間10回程度開催されるオンラインオークションで利益を上げている。

ロイター通信はODC幹部の話しとして、「以前の契約にはデビアスと契約販売で直接競合することを禁止する条項があった」と伝えている。

買い手の選定プロセスは既に開始されており、9月までに販売を開始する見込みである。

世界のダイヤモンド市場は現在、人工ダイヤモンドの台頭、需要の減少、供給過剰により低迷している。

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