リビア東部の砂漠地帯で移民5人の遺体見つかる
遺体はトブルクの南方約550キロに位置する砂漠地帯で見つかり、地元当局が対応に当たった。
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アフリカ北部・リビア東部の砂漠地帯で移民とみられる5人の遺体が見つかった。現地メディアが25日に報じた。
それによると、遺体はトブルクの南方約550キロに位置する砂漠地帯で見つかり、地元当局が対応に当たったという。
リビア赤新月社は声明で、「5人の遺体はトブルクへ移送された。これは砂漠を横断する移民が直面する危険の一つ、いわゆる死の旅である」と述べた。
リビアは2011年の革命以来、欧州への亡命を希望するアフリカ・中東・アジアの移民・難民の中継地になっている。
同国で活動する人身売買組織は不安定な情勢を利用して多くの利益を上げているとみられ、エジプト、アルジェリア、スーダンなど、少なくとも6カ国から移民を海岸に移送。頼りないゴムボートや木造船に乗せ、地中海に送り出している。
5月にはチャド国境を越えたスーダン難民34人を乗せた車が砂漠地帯で故障し、少なくとも7人が死亡した。