ナイジェリア・ボート転覆事故、25人救助、25人行方不明
この事故は同州郊外の河川で17日に発生。近くの食品市場に向かっていたボートがひっくり返った。
.jpg)
アフリカ西部・ナイジェリアの北西部ソコト州の河川でボートが転覆した事故について、地元当局は19日、これまでに25人が救助され、25人が行方不明であると明らかにした。
この事故は同州郊外の河川で17日に発生。近くの食品市場に向かっていたボートがひっくり返った。
国家緊急事態管理庁(NEMA)は50~60人を乗せたボートが転覆したと報告していた。
NEMAは19日の声明で、「行方不明の25人は死亡したと推定され、捜索を続けている」と述べた。
ロイター通信は州当局者の話しとして、「近くのダムからの放水が捜索活動を妨げている」と伝えている。
ナイジェリアでこのような事故は珍しくなく、農産物などを市場に運ぶ人が巻き込まれることが多い。ボートを使う地域は道路が整備されていない。
中部ナイジャ州では先月末、河川で約100人の乗客を乗せたボートが転覆し、13人が死亡、数十人が行方不明のままである。
ナイジャ州の河川で24年11月に発生したボートの転覆事故では女性や子供を中心に100人以上が行方不明になった。
中部コギ州の河川で24年11月に発生したボートの転覆事故では少なくとも8人が死亡、200人以上が行方不明のままである。
