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▽事故は9日夜に発生。マイ・ンドンベでアマチュアサッカーの試合に出場した選手たちを乗せたボートが転覆した。
コンゴ民主共和国、タンガニーカ湖の船着き場(Getty-Images)

コンゴ南西部マイ・ンドンベの河川でボートが転覆し、少なくとも25人が死亡した。地元当局が10日、明らかにした。

それによると、事故は9日夜に発生。マイ・ンドンベでアマチュアサッカーの試合に出場した選手たちを乗せたボートが転覆したという。

地元当局の報道官は声明で、「少なくとも30人が自力で岸に泳ぎ着いたようだ」と述べた。

この事故で少なくとも25人が死亡、行方不明者がいるかは分からない。誰が遺体を収容したかも不明である。

コンゴでこのような事故は珍しくなく、アクセスの問題で陸軍や警察による救助活動が行われないこともある。特に武装勢力が支配する地域では事故や自然災害が発生しても救助活動はほとんど行われない。

ウガンダ国境沿いのエドワード湖で先月発生した転覆事故では少なくとも22人が死亡した。

西部・赤道州の河川で24年12月に発生したフェリー転覆事故では少なくとも38人が死亡、100人以上が行方不明のままである。

24年10月には南キブ州のキブ湖でフェリーが沈没、少なくとも78人が死亡、100人以上が行方不明になった。このフェリーには278人が乗っていたとされるが、正確な数は分からずじまいである。

ボートはコンゴ人に欠かせない交通手段のひとつであり、特に道路インフラが脆弱、あるいは存在しない遠隔地で重宝されている。

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