エジプト首都のデータセンターで火事、22人負傷、インターネット障害も
出火原因は明らかになっておらず、消防が調べている。
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エジプト・カイロのデータセンターで火事があり、少なくとも22人が負傷した。国営メディアが7日に報じた。
それによると、火事はカイロの中心部にあるデータセンターで7日午後に発生。10数台の消防車が消火活動にあたり、数時間後に鎮火した。
出火原因は明らかになっておらず、消防が調べている。
報道によると、カイロを含む広い範囲で電話がつながらなくなり、インターネット障害も発生。世界各国のネット接続状況を監視する英団体ネットブロックスはエジプト全土の接続率が62%に低下したと報告した。
保健省はホットラインに連絡できない場合を想定し、各州で救急サービス用の代替番号を公表した。
電話通話に加え、クレジットカード、ATM、オンライン取引を含む一部のデジタルバンキングサービスも影響を受けた。銀行はその日の窓口営業を終えていた。
国営メディアによると、データセンターの職員など22人が病院に搬送され、いずれも命に別条はないという。