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▽戦闘はニジェールおよびブルキナファソと国境を接する北部の軍事基地で8日に発生。サヘル地域のイスラム過激派が関与しているという。
アフリカ西部・ベナン、陸軍の兵士(Getty Images)

アフリカ西部・ベナンの軍事基地がイスラム過激派による攻撃を受け、兵士30人が死亡した。政府が9日、明らかにした。

それによると、戦闘はニジェールおよびブルキナファソと国境を接する北部の軍事基地で8日に発生。サヘル地域のイスラム過激派が関与しているという。

ロイター通信は政府高官の話しとして、「国際テロ組織アルカイダ系の組織とみられる武装集団が大規模攻撃を仕掛け、基地に損害を与えた」と伝えている。

陸軍の報道官は30人が戦死したと述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

ベナン、トーゴ、ガーナは近年、マリ、ブルキナ、ニジェール周辺で勢力を拡大するイスラム過激派の攻撃にさらされている。

専門家によると、ベナン、ブルキナ、ニジェール国境付近では複数の過激派が新たな拠点を築いているとみられる。

アルカイダ系組織のひとつである武装勢力JNIM(Jama'at Nusrat al-Islam wal-Muslimin)はベナンとトーゴに拠点を設けたとされるが、今回の攻撃に関与しているかどうかは不明である。

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