▽活動停止を命じられたのは国境なき医師団(MSF)」、ノルウェー難民評議会(NRC)、デンマーク難民評議会(DRC)など、世界中で活動する10の団体。
.jpg)
アフリカ北部・リビア当局は4日、不法移民に支援を提供しているとして、10の国際援助団体に活動停止と事務所閉鎖を命じた。
国家保安庁は声明で、「移民の不法滞在を支援することは法律違反であり、容認できない」と述べた。
活動停止を命じられたのは国境なき医師団(MSF)」、ノルウェー難民評議会(NRC)、デンマーク難民評議会(DRC)など、世界中で活動する10の団体。
国家保安庁は「不法移民をリビア国内に定住させるプロジェクトは、リビア国家を標的とする敵対的な活動であると断言する」と述べた。
リビアは2011年の革命以来、欧州への亡命を希望するアフリカ・中東・アジアの亡命希望者の中継地になっている。
同国で活動する人身売買組織は不安定な情勢を利用して利益を上げているとみられ、エジプト、アルジェリア、スーダンなど、少なくとも6カ国から移民を北部の海岸に移送。ゴムボートや木造船に乗せ、地中海に送り出している。
国連の専門機関である国際移住機関(IOM)は2024年時点で、さまざまな国籍の移民・難民約78万7000人がリビア国内で生活していると推定している。
リビアは2011年の革命後、政治的な行き詰まりと争いにより東部と西部に分裂。2つの政府が発足し、今も小競り合いを続けている。混乱が収束する見通しは立っていない。