アフリカ連合の軍用ヘリがソマリア首都で墜落、3人死亡

このヘリには8人が搭乗。ローワー・シャベル地域からモガディシオに向かっていた。
2025年7月2日/アフリカ東部・ソマリア、首都モガディシオ、ヘリコプターが墜落した現場(AP通信)

アフリカ東部・ソマリアの首都モガディシオの空港で平和維持活動に従事する軍用ヘリが墜落し、少なくとも3人が死亡した。当局が2日、明らかにした。

それによると、このヘリには8人が搭乗。ローワー・シャベル地域からモガディシオに向かっていた。

当局はこれまでに3人の死亡を確認したと報告している。

当局によると、このヘリはもともとウガンダ空軍のものであったが、現在はアフリカ連合(AU)の平和維持部隊が運用していたという。

国営メディアは航空当局者の話しとして、「運輸安全委員会が墜落の原因を調査している」と伝えている。

モガディシオ空港では若干の遅延が報告されたが、フライトやその他業務は再開されている。

アフリカ連合ソマリア・ミッション(AMISOM)はイスラム過激派組織アルシャバーブと戦う軍当局を支援している。

アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりのある過激派のひとつで、2007年以来、ソマリア南部と中部の大部分を支配し、モガディシオ近郊まで支配地域を拡大している。

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