◎アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりのある過激派のひとつで、ソマリア南部と中部の大部分を支配し、首都モガディシオ近郊まで支配地域を拡大したとされる。
ソマリアのイスラム過激派組織アルシャバーブが不時着した国連のヘリコプターを急襲し、1人を殺害、5人を拘束した。現地メディアが10日に報じた。
それによると、事件は同国中央部のアルシャバーブが支配する地域で発生。ヘリはエンジントラブルのため不時着したとみられる。
AP通信は政府高官の話しとして、「乗員7人のうち6人は外国人であった」と伝えている。そのうち1人が射殺され、5人が捕らえられた。残り1人は逃走中とみられる。
アルシャバーブは犯行声明を出していない。ソマリアの国連事務所もこの事件に関するコメントを出していない。
アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりのある過激派のひとつで、ソマリア南部と中部の大部分を支配し、首都モガディシオ近郊まで支配地域を拡大したとされる。
APによると、このヘリは負傷者を移送するために近くの村に向かっていたという。乗員は医療従事者と護衛の兵士とされる。