カメルーン大統領選、ビヤ氏(92歳)再選か、野党候補勝利か
投票は10月12日に行われ、ビヤ(92歳)大統領の再選が焦点になっている。
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アフリカ西部・カメルーンの大統領選挙について、選挙管理委員会と憲法裁判所がまもなく最終結果を発表する予定だ。
投票は10月12日に行われ、ビヤ(Paul Biya、92歳)大統領の再選が焦点になっている。
ビヤ氏は世界最年長の大統領であり、1982年に前任者が辞任した際に権力を掌握。40年以上にわたり政権を維持してきた。
地元メディアはビヤ氏が8期目の当選を果たす可能性が高いと報じている。
憲法裁判所は10月26日までに公式結果を発表する見込みだ。
現地メディアによると、首都ヤウンデを含む複数の都市で与党・カメルーン人民民主運動(CPDM)に抗議する小規模なデモが続いているという。
野党のチロマ(Issa Tchiroma Bakary)候補は先週、公式結果発表前に勝利を宣言。ビヤ氏に敗北を認めるよう要求した。
CPDMはチロマ氏が偽情報を拡散し、暴動を煽っているとして、捜査当局に逮捕するよう求めている。
チロマ氏は選管が票を操作している兆候がみられると主張。市民団体も投票中に「複数の不正行為」が確認されたと報告している。選管はコメントを出していない。
