◎コプト教はエジプトに本部があり、いくつかの国に教区を置いている。
南アフリカ・首都プレトリアの近郊カリナンにある修道院に複数人が押し入り、キリスト教の一派コプト教の修道士3人を殺害した。警察が13日、明らかにした。
それによると、事件は12日に発生。コプト教に属するエジプト人修道士3人が鋭利な刃物で刺され、死亡したという。
警察は35歳の男を現行犯逮捕。身元は明らかにしていない。地元メディアによると、男は14日に出廷する予定。
男は4人目の被害者を鉄の棒で殴り、重傷を負わせた。
国家警察の報道官は声明で、「動機は不明。何かを盗む目的で修道院に押し入ったとは思えず、テロを念頭に捜査している」と述べた。
それによると、陸軍と警察の合同チームが現場から逃走した数人を追跡している。
コプト教はエジプトに本部があり、いくつかの国に教区を置いている。世界で最も古いキリスト教の一派であり、エジプトやその他の地域ではイスラム過激派による攻撃の標的となっている。