◎首都アブジャの事故では食料を配るブースに人が殺到。その一部が将棋倒しになった。
ナイジェリア、最大都市ラゴス、食料品を受け取った人々(Getty Images)

アフリカ西部・ナイジェリアで発生した2件の群集事故の犠牲者が32人に増加した。警察が22日、明らかにいた

首都アブジャの高級住宅街にあるカトリック教会では21日早朝、クリスマスイベント会場の食料品を無料で配るブースに人が殺到し、子供4人を含む10人が死亡、数十人が病院に搬送された。

この事故から数時間後、南東部アナンブラ州でも慈善団体が主催するチャリティーイベントで同様の事故が発生。当局はこの事故による死者を3人を報告していたが、22人に増加したと明らかにした。

アブジャの事故では食料を配るブースに人が殺到。その一部が将棋倒しになった。この時、食料品の配布はまだ始まっていなかった。

アナンブラ州の事故は市内の教会で行われ、食料品や衣類が配布される予定であった。州警察は21日の声明で、「イベントはまだ始まっていなかったが、数百人が会場の狭いエリアに集まり、その一部が一斉に倒れた」と述べていた。

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