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▽事件は北東部の最大都市ガオから30キロほど離れた地点で7日に発生した。
マリ、首都バマコ郊外、陸軍の兵士(AP通信)

アフリカ西部・マリ北東部で正体不明の武装集団が車列を攻撃し、民間人25人が死亡した。軍政当局が9日、明らかにした。

それによると、事件は北東部の最大都市ガオから30キロほど離れた地点で7日に発生。治安部隊が護衛に当たっていたものの、武装集団の攻撃に圧倒されたという。

軍政の報道官はAP通信の取材に対し、「金鉱で働く労働者など民間人25人が死亡、13人が負傷した」と語った。

また報道官は「テロリスト4人も負傷し、病院で手当てを受けている」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

犯行声明を出した組織は確認されていない。

この地域では国際テロ組織アルカイダ系の武装勢力JNIM(Jama'at Nusrat al-Islam wal-Muslimin)、イスラム国(ISIS)系組織、軍政と敵対するアザワド解放民族運動(MNLA)など、複数のグループが活動している。

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