◎治安維持任務に向かった部隊が武装した若者たちに取り囲まれ、殺害された。
2017年2月24日/ナイジェリア北東部の集落(Lekan Oyekanmi/AP通信)

ナイジェリア南部の集落で銃撃戦があり、陸軍兵士16人が死亡した。国防当局が16日、明らかにした。

それによると、陸軍は14日、2つのコミュニティー間で銃撃戦が発生したという通報を受け、現場に部隊を派遣。戦闘に巻き込まれたという。

国防省の報道官は声明で、「治安維持任務に向かった部隊が武装した若者たちに取り囲まれ、殺害された」と明らかにした。

この攻撃により、司令官を含む兵士16人の死亡が確認された。陸軍は集落に追加部隊を派遣、警察と協力して捜査に当たっている。

地元メディアによると、2つの先住民族による土地をめぐる対立が激化し、少なくとも1人が拉致されたという。

この対立にイスラム過激派がかかわっているという情報はない。

ナイジェリアでこのような銃撃戦は珍しくなく、特に北部地域では過激派によるテロや誘拐が多発している。

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