ベトナム、酒税90%に引き上げへ、アルコールの消費抑制目指す
ビールと蒸留酒の税率は2027年までに70%に引き上げられ、2031年に90%に達する予定。
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ベトナム国会(一院制、定数500)は14日、アルコール税を現在の65%から2031年までに90%に引き上げる提案を承認した。
共産党によると、ビールと蒸留酒の税率は2027年までに70%に引き上げられ、2031年に90%に達する予定。
ベトナムは現在、アルコールに65%の税金を課している。共産党は昨年、これを100%に引き上げると提案していた。
財務省は税率引き上げの目的について、「アルコールの消費抑制」と説明している。
世界銀行の統計によると、ベトナムのビール消費量は東南アジアで2番目に多い。
ベトナムのビール業界、オランダのハイネケン、デンマークのカールスバーグ、および地元のビールメーカーがこの酒税に直面することになる。
共産党は2019年、飲酒運転による死亡事故が相次いだことを受け、道路交通法を改正。厳格な飲酒運転規制を導入した。