◎事故は首都タシケント南部の地区にある工場で28日早朝に発生。工場内の倉庫で落雷による火災が発生した後、爆発した。
ウズベキスタンの首都タシケント南部にある工場で爆発が起き、10代の少年が死亡、少なくとも162人が負傷した。地元当局が28日、明らかにした。
それによると、事故はタシケント南部の地区にある工場で28日早朝に発生。工場内の倉庫で落雷による火災が発生した後、爆発したという。
倉庫の中に何が保管されていたかは明らかになっていない。
ロシアの国営タス通信は関係者の話しを引用し、「倉庫には電気自動車数十台とバッテリーが保管されていた」と伝えている。
タス通信によると、工場の近くにある地下鉄駅でも窓ガラスが割れるなどの被害が確認されたという。
ソーシャルメディアで共有された動画には、工場から数キロ離れた地点にあるとされるアパートの窓ガラスが割れ、負傷者が運び出されるところが映っていた。
ウズベク保健省によると、負傷した162人のうち24人が入院し、残りは病院で手当てを受け退院したという。
一部の地元メディアはこの工場について、「軍需品を生産・保管していた可能性がある」と伝えている。