◎トルクメニスタンは世界で最も閉鎖的な国のひとつであり、1991年のソ連崩壊による独立以来、独裁的な支配者の統治下に置かれている。
トルクメニスタンのセルダル(Serdar Berdymukhamedov)大統領が職務を適切に果たさなかったとして、検事総長を解任した。国営メディアが17日に報じた。
それによると、セルダル氏は16日の国家安全保障会議でこの人事を明らかにしたという。
国営テレビは政府関係者の話しとして、「セルダル大統領は職務を適切に果たさず、検察庁の組織レベルが低いことを理由に検事総長を解任した」と伝えている。
それ以上の詳細は明らかにされていない。
今回解任された検事総長は2022年7月に任命された。
後任にはベルドイムハメドフ政権時代に法務大臣などを務め、現在は外交委員会の責任者を務めている国会議員が就任したと伝えられている。
セルダル氏は父であるベルドイムハメドフ(Gurbanguly Berdymukhamedov)前大統領の後任として、2022年3月に選出された。
トルクメニスタンは世界で最も閉鎖的な国のひとつであり、1991年のソ連崩壊による独立以来、独裁的な支配者の統治下に置かれている。