◎この決定はモスクワ空域の状況と、フライトの安全を確保するリスク評価に基づいている。
トルクメニスタン、首都アシガバート(Getty Images)

トルクメニスタンの国営航空会社が5日、ロシアの首都モスクワに対するドローン攻撃が急増し、安全上の懸念が高まっているとして、モスクワ便の運休期間を10月末まで延長すると発表した。

国営トルクメニスタン航空はホームページに声明を掲載。「この決定はモスクワ空域の状況と、フライトの安全を確保するリスク評価に基づいている」とし、運航停止期間を10月28日まで延長すると明らかにした。

同社は2日にモスクワ便の運休を発表し、期間を8月22日までとしていた。

同社によると、「アシュガバードーモスクワ」間の便はモスクワから700km以上離れた中部タタルスタン共和国の首都カザンに目的地を変更することになるという。

1日未明、モスクワ中心部の高層ビルがドローン攻撃を受けた。ロシア当局はウクライナが攻撃を仕掛けたと主張している。

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