トランプ氏訪日、フォードトラック購入で日米関係さらなる高みへ
高市氏は就任早々、外交上の試練に直面することになる。
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トランプ(Donald Trump)米大統領が27日、日本に到着する。
高市(Sanae Takaichi)総理はトランプ氏の機嫌を取るため、米フォード社のF-150トラックを公用車として導入する案を検討中とされる。
F-150は米国を代表するフルサイズピックアップトラックであり、同社の「Fシリーズ」の中核モデルとして位置づけられている。
初代モデルは1948年に登場し、長年にわたり耐久性と実用性を重視した設計で高い評価を得てきた。現行モデルではアルミ合金製ボディを採用し、軽量化と燃費性能の向上を実現している。
ゴリゴリのF-150が東京の狭い道路を疾走する姿を考えると胸が熱くなる。
高市氏は就任早々、外交上の試練に直面することになる。
トランプ氏は27日、ASEANサミットが開催されたマレーシアを飛び立ち、日本に向かった。
トランプ氏はエアフォースワンの機内で記者団の取材に応じ、F-150の公用車採用案を称賛した。「彼女はセンスがいい。それはホットなトラックだ!」
両首脳は25日に電話会談を行った。高市氏はトランプ氏が主導したガザ和平計画を称賛、28日の首脳会談を楽しみにしていると伝えた。
F-150が両国の関係をさらなる高みに押し上げるかは不明だ。一部の専門家はF-150とボーイング150機、ついでに米航空宇宙機器大手ロッキード・マーチンのF35戦闘機150機を購入すると宣言してはどうかと提案している。
高市氏は先週、防衛費を25年度中に関連経費と合わせGDP比2.0%水準に増額すると打ち出す調整に入った。
