インド中部で列車衝突事故、少なくとも5人死亡
地元テレビ局が報じた映像には旅客列車が貨物列車に突っ込む様子が映っていた。
.jpg)
インド中部チャッティスガル州で4日、旅客列車が貨物列車に追突・脱線し、少なくとも5人が死亡、数人が負傷した。
地元当局によると、事故は州都ライプール郊外で発生した。
地元テレビ局が報じた映像には旅客列車が貨物列車に突っ込む様子が映っていた。
AP通信は州政府関係者の話しとして、「複数の車両が脱線、横転し、救助隊がカッターで列車を切って乗客を救助している」と報じた。
事故の原因は明らかになっていない。
インドの鉄道網は世界最大級であり、歴代政府が数十億ドルを投じてインフラを整備したにもかかわらず、事故が多発している。
安全性を向上させる努力は今も続いているが、毎年数百件の鉄道事故が発生し、そのほとんどが人為的ミスや信号システムの老朽化によるものとされる。
西部マハラシュトラ州では今年1月、走行中の列車から飛び降りた人々が別の列車にはねられ、少なくとも12人が死亡した。
東部オディシャ州バラソールで23年6月に発生した事故では280人以上が死亡、数百人が負傷した。
