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▽その半数以上がアフリカ東部・エチオピアの出身者であった。
2025年2月12日/タイ、ターク県のミャンマー国境、人身売買の被害者たち(ロイター通信)

タイ政府がミャンマーで保護された地震売買の被害者とされる260人を受け入れた。タイ軍が13日、明らかにした。

それによると、引き渡しはターク県の国境検問所で行われ、ミャンマーの反体制派が引き渡しを主導したという。

その半数以上がアフリカ東部・エチオピアの出身者であった。

タイとミャンマーの国境付近は犯罪組織の巣窟となっており、東南アジアの何万人もの人々がロマンス詐欺、偽の投資勧誘、違法なギャンブル計画などのオンライン詐欺に騙され、これらの詐欺を強制されたり、最悪の場合、殺害されることもある。

被害者の多くは奴隷のような扱いを受け、組織の管理下で詐欺行為に参加させられたと証言している。

タイ軍は声明で、「民主カレン仏教徒軍からその支配下にある地域でパトロールを行っていたところ、不特定のビジネスを強要されていた人々を保護したと連絡があった」と述べた。

ミャンマーの反体制派は国土の半分以上を掌握しているが、空港は管理下にないため、被害者を本国に送ることはできない。

タイ軍によると、被害者260人の国籍は20カ国にのぼるという。

ミャンマーではこのような違法行為が何年も前から行われていたが、先月、中国人俳優の王星(Wang Xing)氏が警察に保護された事件を受け、再び脚光を浴びることになった。

タイ当局はこの事件を受け、ミャンマー国境の警備を強化した。

ターク県のミャンマー国境沿いでは12日、保護された人々が徒歩で検問所を通過し、タイ軍の車両に乗せられ、専用施設に向かった。

民主カレン仏教徒軍は人々を保護する過程で逮捕者が出たかどうかを明らかにしていない。

タイ政府は今月初め、違法施設があるミャンマーの一部地域に対する電気、燃料、インターネットの供給を遮断した。

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