▽トランプ米大統領は現地時間2日のイベントで相互関税の詳細を明らかにする予定だ。
.jpg)
タイ政府は2日、トランプ米政権の相互関税によって70億から80億ドルの損失が発生する可能性があると明らかにした。
トランプ(Donald Trump)大統領は現地時間2日のイベントで相互関税の詳細を明らかにする予定だ。
トランプ氏は米国に輸入されるすべての自動車に25%の追加関税を課す布告に署名。4月2日に発効し、翌日から関税の徴収を開始するとしている。
自動車部品への関税は5月3日までに発効する予定だ。
ピチャイ(Vuttikrai Leewiraphan)商務相は記者会見で、「タイの半導体は米国から25%の関税を課せられる可能性がある」と語った。
またピチャイ氏は「タイは農業と工業分野で米国より約11%高い関税を徴収している」と述べ、「仮に米国がタイの輸入品に関税を11%上乗せすれば、70億ドルから80億ドルの損失が発生する可能性がある」とした。
さらに、「政府はこの関税を避けたいと考えており、対米貿易黒字を縮小するために、米産トウモロコシ、大豆、原油、エタンの輸入を増やすつもりだ」と強調した。
商務省のデータによると、タイの昨年の対米貿易黒字は354億ドル(約5兆3000億円)であった。
タイ外務省の報道官は別の声明で、「政府は交渉の準備を整えており、国内企業が食品、不動産、自動車部品などの分野で米国に170億ドルを投資し、1万1000人の雇用を創出していることを粘り強く説明するつもりだ」と述べた。