◎爆発は半径約500mの範囲に被害をもたらし、住宅少なくとも100戸が全壊または損壊した。
タイ南部ナラティワート県の花火倉庫で大きな爆発があり、少なくとも10人が死亡、多数の負傷者が出た。地元当局が29日、明らかにした。
それによると、事故はナラティワート県郊外の集落にある花火倉庫で発生。少なくとも118人が負傷し、200世帯以上の住民が影響を受けたという。
AP通信は当局者の話として、「がれきの下敷きになり、救助を待つ住民がまだ多数いる」と伝えている。
ソーシャルメディアで共有された動画には、多くの建造物、車、バイクが損壊し、瓦礫に覆われた道路が映っていた。
地元当局によると、爆発は半径約500mの範囲に被害をもたらし、住宅少なくとも100戸が全壊または損壊したという。
公共放送タイPBSは当局者の話を引用し、「倉庫内で行われていた金属溶接作業の火花が花火に引火し、爆発したとみられる」と伝えている。
