▽タイは東南アジア最大の自動車生産拠点であり、トヨタやホンダなど、世界トップクラスの自動車メーカーが進出している。
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タイ工業連盟(FTI)は24日、先月の自動車生産台数が国内販売と輸出の不振により、前年同月比24.63%減の10万7103台になったと明らかにした。
タイは東南アジア最大の自動車生産拠点であり、トヨタやホンダなど、世界トップクラスの自動車メーカーが進出している。
FTI自動車産業部門の報道官は記者会見で、「生産減にショックを受けている」と語った。
今回の減少は24年12月の17.37%減を上回り、18ヶ月連続の減少となった。
FTIによると、1月の国内自動車販売台数は前年同月比12.26%減の4万8092台。24年12月は20.94%減であった。
1月の輸出台数は中国との競争激化により、前年同月比28.13%減の6万2321台、過去33ヵ月で最低となった。24年12月は15.46%減。
タイの昨年の自動車輸出先トップ3はオーストラリア、フィリピン、日本。
FTI報道官は「自動車ローンを支援する政府の対策や、米国の自動車関税(25%前後、4月2日頃に発動)政策を注視していく」とした。