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オーストラリア各地でガザ紛争の終結求めるデモ、数万人参加

シドニー、メルボルン、ブリスベンなど、数十の都市で大小さまざまな集会が開催された。
2025年8月24日/オーストラリア、シドニー、ガザ紛争の即時終結を求めるデモ(AP通信)

オーストラリアの主要都市で24日、パレスチナ・ガザ地区と連帯するデモ行進や集会が行われ、数万人が参加した。

現地メディアによると、シドニー、メルボルン、ブリスベンなど、数十の都市で大小さまざまな集会が開催されたという。

シドニーのデモ参加者は政府に対し、イスラエルへの制裁措置と武器取引の停止を求めた。

警察は約1万人が参加したと推計。主催者はシドニーだけで10万人、全国で30万人が集まったと主張した。

メルボルンでは抗議者がビクトリア州立図書館の外に集まり、「イスラエルに制裁を」と叫んだ。

主催団体はフェイスブックに声明を投稿。「9月の国連総会でパレスチナ国家を承認する際、イスラエルへの強力な制裁も同時に発動しなければならない」と述べた。

フランス、イギリス、カナダ、オーストラリアを含む西側諸国は最近、異なる条件下でパレスチナ国家を承認する意向を表明した。

国連加盟193カ国のうち150カ国近くがパレスチナ国家を承認済み。その大半が数十年前に承認している。

しかし、どの国も米国の支援を受けるイスラエルによるガザ侵攻を止めることができずにいる。

過激なイスラム主義者は国連を「役立たずのゴミ」と呼び、アラブ諸国に対し、イスラエルに総攻撃を仕掛け、パレスチナ・ガザ地区を解放するよう呼びかけている。

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