◎当局はテムの激安商品の信憑性や国内の製造業者への影響に懸念を示していた。
中国のショッピングプラットフォーム「テム(Temu)」のロゴとアプリ(Getty Images)

中国の電子商取引大手「拼多多」が運営するショッピングプラットフォーム「テム(Temu)」がベトナムでの営業を禁じられた。現地メディアが5日に報じた。

当局は同社に対し、11月末までに必要書類を提出するよう命じていたが、これに応じなかったため、営業停止処分となった。

テムは5日、電子商取引・デジタル経済庁および産業貿易省と協力し、電子商取引サービスを登録するために必要な書類を提出したと発表した。

テムが事業を再開できるかは不明である

当局はテムの激安商品の信憑性や国内の製造業者への影響に懸念を示していた。

テムは10月、ベトナムでの事業を国内。その後、当局は同社に対し、11月末までに必要書類を提出するよう命じ、応じなければアプリとウェブサイトをブロックすると警告していた。

5日、テムのウェブサイトからベトナム語のオプションが削除された。

テムは違法商品の販売を防止していなかった疑いがあるとして、EUでも調査を受けている。EUの執行機関である欧州委員会は5月、デジタルサービス法(DSA)に基づき、テムを監視リストに追加した。

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