▽事故はムルタンの工業地帯で1月27日に発生。液化石油ガス(LPG)を積んだタンクローリーが爆発、炎上した。
パキスタン中部ムルタンで先週発生した石油タンクローリー爆発事故について、地元当局は4日、これまでに18人の死亡を確認したと明らかにした。
事故はムルタンの工業地帯で1月27日に発生。液化石油ガス(LPG)を積んだタンクローリーが爆発、炎上した。
警察は事故当時、5人が死亡、20人が負傷したと報告していた。
ムルタンの病院で負傷者を治療した医師は声明で、「この1週間で13人が亡くなり、治療中の7人が重体である」と述べた。
地元警察によると、近隣の商店や民家も爆発で被害を受けたという。
爆発の原因は明らかになっていないが、警察によると、何者かが運転手に賄賂を渡し、タンクローリーからガスボンベにLPGを移し替えている最中に爆発したとみられる。運転手の安否は明らかになっていない。