◎コンテストは中部の港湾都市、台中の港で開催され、数千人の観光客が45チームに歓声を送った。
台湾の港で18日、オーストリアの企業レッドブル社が主催する鳥人間コンテスト(グライダーコンテスト)が開催された。
出場チームは高さ約6mの足場から自家製グライダーで海に飛び出し、鳥のように空を飛んだ。
コンテストは中部の港湾都市、台中の港で開催され、数千人の観光客が45チームに歓声を送った。
レッドブル社によると、一部のチームは離陸直後に墜落したという。
コンテスト中に南部でM7.3の地震が発生したが、会場周辺はほとんど揺れなかったようだ。気象当局は台中でも揺れが感じられたと報告している。
出場チームは滑走路を勢いよく進み、できるだけ遠くに着水しようと試みた。あるチームの代表は、「記録より記憶に残るフライトを見せたい」と宣言し、離陸直後に墜落した。
パイロットに選ばれた30歳のダンス教師はAP通信の取材に対し、「体重が軽い方が有利だ」と語った。「チームの仲間と何日も徹夜して機体を作りました...」
このチームも数メートル飛行し、墜落した。
レッドブル社によると、優勝チームは数百メートル飛行したという。