◎当局は消防士3人が爆発に巻き込まれて死亡したと報告。工場の職員4人と消防士1人の行方が分かっておらず、消防が消火・救助活動を続けている。
台湾南部・屏東県にあるゴルフボール工場で火災と爆発が発生し、消防士を含む少なくとも5人が死亡、100人以上が負傷した。地元当局が23日、明らかにした。
それによると、火災は22日遅くに発生し、一晩中燃え続けた。
当局は消防士3人が爆発に巻き込まれて死亡したと報告。工場の職員4人と消防士1人の行方が分かっておらず、消防が消火・救助活動を続けている。
100人以上が負傷し病院に運ばれた。
蔡英文(Tsai Ing-wen)総統は23日、犠牲者と遺族に哀悼の意を表し、屏東県に赴き負傷者を見舞うと表明した。
また蔡総統は屏東県の緊急対応部門がオペレーションセンターを設置し、火災の影響を受けた人々に支援を提供すると述べた。
消防によると、出火原因は調査中。工場内のガス設備に引火し、爆発した可能性があるという。