◎オーストラリア、ニューサウスウェールズ州シドニーのスーパーマーケットでレタスを購入したアレックス・ホワイト氏は、袋の中でモジモジしているヘビを発見し、困惑した
報道によると、シドニーのスーパーマーケットでレタスを購入したアレックス・ホワイト氏は、袋の中でモジモジしているヘビを発見し、困惑したという。
ホワイト氏はAP通信の取材に対し、「ヘビに気づいた時、私はちょっとビックリしました」と述べた。「私は少し混乱し、慌てました」
ニューサウスウェールズ州の当局者によると、ヘビを収納したレタスはクイーンズランド州トゥーンバの梱包工場からシドニーのスーパーマーケットに輸送されたという。総輸送距離は約870km。
ホワイト氏は4月12日午後にALDIスーパーマーケットで問題のレタスを購入し、バックパックにヘビ入りレタスの袋を収納したのち、自転車で帰宅した。ヘビの専門家によると、レタスの袋に侵入したヘビは、スーパーマーケットの冷凍サプライチェーンの影響で冬眠状態に陥っていた可能性があるという。
ホワイト氏とパートナーのアメリア・ニート氏は台所のテーブルでレタスの袋を開梱し、モジモジしているヘビと対面した。
ホワイト氏はインタビューの中で、「私たちはレタスの袋を素早く回収し、プラスチックの食品貯蔵容器に詰めました」と述べた。
その後、ホワイト氏はオーストラリア最大の野生動物保護団体「WIRES」に電話をかけ、対応を依頼した。ホワイト氏とニート氏によると、WIRESの当局者はヘビを連れ去る際、「噛まれたのであれば、あなたは病院に行き適切な処置を受けなければなりません」と警告したという。
ドイツに本拠を置くALDIスーパーマーケットは声明で、「ヘビが侵入した方法を調査しています」と述べた。「初期調査の結果、ヘビは野生のものであることが判明しました。ALDIスーパーマーケットは生きたヘビを取り扱っていません」
WIRES爬虫類コーディネーターのゲイリー・パティンソン氏はAP通信の取材に対し、「ヘビの全長は20cm未満、猛毒を持っていました」と述べた。「私はレタスのパックに収納されたヘビを初めて見ました。ヘビを捕まえる時にレタスを使う人はいません。私たちはいつもカエルを使います」
パティンソン氏によると、救助されたヘビはWIRESの方針に基づき、来週クイーンズランド州に移送されるという。
ドイツ移民のニート氏はAP通信の取材に対し、「ヨーロッパの親戚にオーストラリアのキッチンは安全と保証していたが、考えを改めなければならない」と述べた。「私はオーストラリアは本当に安全だと親戚に保証していました。親戚はオーストラリアのキッチンにはワニがいると思っています。私は街に住んでいます」