▽インドの宗教行事やお祭りではこのような群衆事故がよく発生する。
インド南部アンドラプラデシュ州の寺院で群集事故が発生し、少なくとも6人が死亡、数十人が負傷した。地元当局が8日、明らかにした。
それによると、事故はヒンズー教寺院の入り口で発生。10日間の祭りの開幕を祝うイベントに参加しようとした数百人が入り口に殺到し、その一部が将棋倒しになったという。
AP通信は関係者の話しとして、「警察が寺院の門を開けた直後に人が殺到し、大混乱に陥った」と伝えている。
同州政府はX(旧ツイッター)に声明を投稿。犠牲者に哀悼の意を表した。
インドの宗教行事やお祭りではこのような群衆事故がよく発生する。
北部ウッタルプラデシュ州の宗教行事で昨年7月に発生した事故では少なくとも116人が死亡、80人以上が重軽傷を負った。
2013年には中部マディヤプラデシュ州の寺院を訪れた巡礼者たちが橋の崩壊を恐れてパニックを引き起こし、少なくとも115人が圧死もしくは川に落ちて死亡した。
2011年には南部ケララ州の宗教祭で100人以上のヒンズー教徒が圧死した。