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インド南部の政治集会で群集事故、36人死亡、40人負傷

事故は同州カラール地区で発生。著名な政治家が演説中、一部エリアで大勢が将棋倒しになったという。
2025年9月27日/インド、南部タミルナド州、政治集会の会場(AP通信)

インド南部タミルナド州の政治集会で群集事故が発生し、少なくとも36人が死亡、40人が負傷した。地元当局が27日、明らかにした。

それによると、事故は同州カラール地区で発生。著名な政治家が演説中、一部エリアで大勢が将棋倒しになったという。

地元の保険当局は8人の子どもを含む少なくとも36人が死亡、40人が負傷し、病院に搬送されたと報告している。

集会は中止され、警察が現場を封鎖。関係者から話しを聞いている。

インドでこのような群集事故は珍しくない。

北部ウッタラカンド州ハリドワールでは7月、ヒンズー教の寺院で群集事故が発生し、少なくとも6人が死亡、数十人が負傷した。

北部プラヤグラージでは今年1月、ヒンズー教の宗教行事「クンブメーラ」の会場で群集事故が発生し、少なくとも30人が死亡、数十人が負傷した。

ウッタルプラデシュ州の宗教行事で1年前に発生した事故では少なくとも116人が死亡、80人以上が重軽傷を負った。

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