◎事件はバルチスタン州中心部の地区で発生し、自爆したとみられる女の遺体も収容された。
パキスタン南西部バルチスタン州で自爆テロが発生し、警察官少なくとも1人が死亡、5人が負傷した。地元当局が24日に明らかにした。
それによると、事件は同州中心部の地区で発生し、自爆したとみられる女の遺体も収容されたという。
実行犯は準軍組織の車列近くで自爆し、警備に当たっていた警察官が巻き込まれた。
地元メディアによると、同州に拠点を置く「バルチスタン解放軍(BLA)」が犯行声明を出したという。
実行犯は準軍組織の車列を狙ったとみられる。この装甲車はほとんど損傷しなかったようだ。
BLAは数十年前から中央政府と戦争状態にあり、隣国イランにもテロ攻撃を仕掛けている。
BLAは同州の天然資源で得られる利益をより多く分配するよう中央政府に求め、それを拒否されると攻撃を開始。独立を目指すと宣言した。