◎被告の身元は明らかにされていない。
韓国、首都ソウルの警察署(Getty Images)

韓国・昌原(チャンウォン)の地方裁判所は23日、76匹の猫を殺したとして、動物愛護法違反に問われている20代の男に懲役14カ月の実刑判決を言い渡した。

地元メディアによると、被告は野良猫に車をひっかかれたことに腹を立て、2022年12月~23年9月にかけて、少なくとも76匹を殺したという。

被告の身元は明らかにされていない。

地裁によると、被告はネットサイトで猫を引き取り、その後、ロープで絞殺したり、ハサミでバラバラにしたこともあったという。1匹は自分の車で引き殺したとされる。

韓国放送公社(KBS)は判決を引用し、「被告は計画的に、筆舌に尽くしがたい残酷な犯罪を繰り返した」と報じた。

また判事は「被告に前科はなく、罪を認め悔いていることと、被告の精神状態が不安定であることも認められた」と強調した。

被告は判決を不服として、即日控訴した。

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