▽火事は17日朝に発生。これまでに従業員1人と消防士2人が負傷し、病院に搬送された。
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韓国・光州広域市にあるクムホタイヤの工場で火事があり、300人以上の消防士が消火活動に当たっている。現地メディアが17日に報じた。
同社によると、この工場は年間約1200万本のタイヤを生産する能力を持ち、同社の世界生産能力の20%近くを占めているという。
火事は17日朝に発生。これまでに従業員1人と消防士2人が負傷し、病院に搬送された。
聯合ニュースによると、約350人の消防士と100台の消防・警察車両が現場に配備されているという。消防は声明で、「数日間燃え続ける可能性がある」と述べた。
クムホタイヤの広報担当者はロイター通信の取材に対し、「生産量を補うため、国内の他の工場での増産を模索している」と語った。
現代自動車、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツなどが同社のタイヤを使っている。光州工場の主要取引先は欧州とのこと。
聯合ニュースは当局者の話しとして、「火災は化学薬品と引火性の高い材料であるゴムを混合する過程で発生した」と報じている。