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▽政府高官などの捜査を担う高位公職者犯罪捜査庁の捜査官ら数十人が3日早朝、大統領公邸に到着し、大統領警護庁との話し合いを開始した。
2025年1月1日/韓国、首都ソウルの大統領府近く、ユン大統領を支持する人々(AP通信)

韓国の合同捜査本部が3日、尹錫悦(Yoon Suk-yeol)大統領の拘束令状を執行するため、首都ソウルの大統領府に入った。

韓国KBSによると、政府高官などの捜査を担う高位公職者犯罪捜査庁の捜査官ら数十人が3日早朝、大統領公邸に到着し、大統領警護庁との話し合いを開始したという。

警護庁はユン氏の引き渡しに応じないとみられる。

合同捜査本部は先月末、ユン氏が出頭要請を3度無視したとして、裁判所に内乱罪と権力乱用の容疑で逮捕状を請求。裁判所はこれを承認した。

令状の執行期限は1月6日まで。それまでに逮捕できなければ失効する。

高位公職者犯罪捜査庁は声明で、「ユン大統領に対する逮捕状の執行を開始した」と述べた。

韓国で現職の大統領が逮捕されたことはない。

内乱罪で有罪が確定すれば死刑を含む厳しい処罰が待っている。

ソウル地裁が令状を承認して以来、当局がいつ、どのようにユン氏の身柄を拘束するのかという憶測が飛び交っている。

ユン氏の弁護団は3日、令状は違法かつ無効であるという以前のコメントを繰り返し、その執行に対して法的措置を取るとした。

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