◎事故が発生した区間は雪の影響で視界が悪くなっていた。
韓国の消防当局は15日、首都ソウル近郊の高速道路で乗用車やバスなど約40台が絡む多重衝突事故が発生し、1人が死亡、数十人が重軽傷を負ったと発表した。
京畿道(キョンギド)地域の消防局によると、事故は15日遅くに九里ー抱川高速道路で発生したという。
同局は声明で、「負傷者の数はさらに増える可能性がある」と報告した。
地元メディアが報じた映像には車の窓ガラスや破片が散乱した道路で活動する警察官と救助隊員の姿が映っていた。
バス少なくとも1台が巻き込まれ、横転している乗用車も確認できた。
消防局の担当者は地元メディアの取材に対し、「少なくとも3人が重体。心肺停止状態で病院に搬送された1人の死亡が確認された」と述べた。
国営テレビは目撃者の話を引用し、「複数の車が凍結した路面にハンドルを取られスリップした」と報じている。
消防局によると、事故が発生した区間は雪の影響で視界が悪くなっていたという。