旅客便の貨物室にヘビ、離陸2時間遅れる オーストラリア
不法侵入はメルボルン空港で1日に発生。ブリスベン行きの格安航空バージン・オーストラリアのVA337便に乗客が搭乗していた後、ヘビが見つかった。
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オーストラリアの国内便の貨物室でヘビが見つかり、離陸が2時間遅れた。当局が2日、明らかにした。
それによると、不法侵入はメルボルン空港で1日に発生。ブリスベン行きの格安航空バージン・オーストラリアのVA337便に乗客が搭乗していた後、ヘビが見つかった。
空港当局が専門業者に連絡し、捜索の結果、貨物室で全長約60センチの無毒のヘビが捕獲された。
捕獲業者の男性はABC(オーストラリア放送協会)の取材に対し、「毒ヘビの可能性もあるため、当局の対応は正しいと思う」と語った。
それによると、男性も捕獲するまで毒ヘビであるかどうか分からなかったという。
世界で最も毒性の強いヘビ(イースタンブラウンスネークなど)の多くがオーストラリアに生息している。
検疫上の理由から、このヘビを野生に戻すことはできない。
地元メディアによると、捕獲されたヘビは保護種であったため、専門の飼育業者に引き渡されたという。
バージン・オーストラリアは声明で、このトラブルにより、離陸が約2時間遅れたと明らかにした。