▽事故は中国資本のニッケル工場内にある処理エリアで22日に発生。ニッケルの処理過程で発生する汚泥があふれ出し、3人が巻き込まれたという。
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インドネシア・スラウェシ島のニッケル廃棄物処理場で事故があり、1人が死亡、2人が行方不明になっている。地元当局が26日、明らかにした。
それによると、事故は中国資本のニッケル工場内にある処理エリアで22日に発生。ニッケルの処理過程で発生する汚泥があふれ出し、3人が巻き込まれたという。
事故発生前、スラウェシ島では大雨が降っていた。
翌日、23歳男性の遺体が収容された。残り2人は何トンもの廃棄物の下敷きになっているとみられる。
警察が業務上過失致死傷容疑を視野に捜査している。
このニッケル工場は中国の習近平(Xi Jinping)国家主席の「一帯一路」に基づく多国間開発計画の一部である。
ニッケルは電気自動車のバッテリーに欠かせない材料のひとつである。
2023年12月にはスラウェシ島モロワリのニッケル工場で爆発があり、8人の中国人を含む21人が死亡した。