▽事故はサウスオーストラリア州の観光地ロットネスト島の沖合で7日午後に発生した。
オーストラリア西部沖で水上飛行機が墜落し、スイス人とデンマーク人観光客など3人が死亡、3人が負傷した。地元当局が8日、明らかにした。
それによると、事故はサウスオーストラリア州の観光地ロットネスト島の沖合で7日午後に発生。水上飛行機セスナ208キャラバンに乗っていた7人のうち3人が死亡したという。
飛行機はロットネスト島から東方30キロに位置する首都パースに戻る途中、海上に墜落した。
サウスオーストラリア州のクック(Roger Cook)州首相によると、亡くなったのは65歳のスイス国籍の女性と60歳のデンマーク人男性、そして34歳のパース出身の男性パイロット。
この2人のパートナーである63歳のスイス人男性と58歳のデンマーク人女性、同州在住の65歳女性と63歳男性が救助された。
州警察は声明で、「救助された4人のうち3人がケガをしていたものの、命に別条はなく、救助隊の呼びかけにも応じていた」と述べた。
墜落の原因は明らかになっていない。地元メディアは運輸安全委員会が現場に調査官を派遣したと報じている。それによると、この飛行機は地元の会社が運航するものだという。