◎ボーイング737-800型機が緊急着陸した後、滑走路沿いの草むらで火災が発生した。
オーストラリアのカンタス航空は9日、シドニー国際空港を離陸したブリスベン行きの旅客機でエンジントラブルが発生し、上空を旋回した後、同空港に緊急着陸したと発表した。負傷者の情報はない。
現地メディアによると、ボーイング737-800型機が緊急着陸した後、滑走路沿いの草むらで火災が発生したという。
この2つの出来事が関連しているかどうかは不明。火災は1時間ほどで鎮火した。
カンタス航空は同便に何人の乗客が乗っていたか明らかにしていない。
同社は声明で、「エンジントラブルの原因を調査している」と述べた。
ABC(オーストラリア放送協会)によると、航空局と運輸安全委員会が現地に担当官を派遣したという。
シドニー空港は声明で、「メイン滑走路は使用可能である。火災は平行滑走路の脇で発生し、滑走路に影響がないか点検中である」と述べた。
また同港は遅延が予想されるとし、利用客に最新の運航状況を確認するよう促した。