パキスタン北部土砂崩れ、行方不明者の捜索打ち切り、死者18人
事故は州北部の高速道路沿いで7月21日に発生。複数の車が巻き込まれ、救助隊が重機を使って行方不明者を捜索してきた。
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パキスタン北部ギルギット・バルティスタン州の山間部で発生した土砂崩れと洪水について、州政府は4日、行方不明になっている11人の捜索を打ち切ったと明らかにした。
事故は州北部の高速道路沿いで7月21日に発生。複数の車が巻き込まれ、救助隊が重機を使って行方不明者を捜索してきた。
救助隊はこれまでに7人の遺体を収容した。
州政府の報道官は記者会見で、「土砂崩れに巻き込まれた18人はいずれも観光客であった」と語った。
また報道官は「行方不明になっている11人の捜索を打ち切り、亡くなったものと判断した」と述べた。
地元メディアによると、高速道路の修復作業は概ね完了したという。
パキスタンの雨季は7月から9月末頃まで続く。
気象台によると、7月の降水量は前年同月比で36%増加したという。
パキスタンは気候変動の影響を受けやすい国のひとつである。北部の広大な氷河が溶けることで川の水位が上昇。雨季は温暖化の影響でより長く、より強力になった。
国家防災管理局(NDMA)は6月26日以降、大雨に関連する災害で300人以上が死亡、数百人が負傷したと報告している。
国土の3分の1が水没した2022年の大水害では1739人が死亡、200万戸以上の家屋が損壊した。