高峰14座制覇の最年少記録更新した18歳、ネパールに帰国
◎シェルパさんは先週、ヒマラヤ山脈のシシャパンマ(標高8027メートル)の登頂に成功。14座を制覇した。
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世界の8000メートル峰14座を最年少で登頂したニマ・リンジ・シェルパ(Nima Rinji Sherpa、18歳)さんが14日、ネパールに帰国した。
シェルパさんは先週、ヒマラヤ山脈のシシャパンマ(標高8027メートル)の登頂に成功。14座を制覇し、2019年に30歳で達成したネパール人登山家のミンマ・ギャブ・デビッドシェルパ(Mingma Gyabu 'David' Sherpa)さんの記録を更新した。
首都カトマンズの空港には登山コミュニティのメンバー、シェルパ仲間、支援者、政府関係者が集まり、シェルパさんを称えた。
シェルパさんは記者団に対し、「とても幸せで、みんなにありがとうと言いたい。難しいミッションでしたが、ついに成し遂げました」と語った。
シェルパさんは登山家一族の出身。実家はネパール最大の登山遠征会社を経営している。
シェルパさんは先週、記録を更新した後インスタグラムを更新し、「少数民像シェルパの若い世代に固定観念を乗り越え、どんなことにも挑戦してほしいという私の想いを示したかった」と書き込んだ。
シェルパはネパールの少数民族のひとつ。人口は15万人ほど、総人口の0.5%を占める。