スポンサーリンク
▽25年4月のインフレ率は1.4%増、3月の1.8%を下回り、2019年11月以来の低さとなった。
フィリピン、首都マニラ(Getty Images)

フィリピンの先月の消費者物価指数(CPI)が前年比で1.4%増となり、コロナ禍以前の水準まで低下した。統計局が5日、明らかにした。

それによると、25年4月のインフレ率は1.4%増、3月の1.8%を下回り、2019年11月以来の低さとなった。

変動の大きい食品とエネルギー価格を除いたコア・インフレ率は2.2%増で、3月と同じだった。

市場は4月のインフレ率を1.8~2.0%と予想。中央銀行は1.3~2.1%と予想していた。

中銀は先月、主要政策金利を0.25%引き下げ、緩和サイクルを再開。フィリピン経済が世界的な課題に対処できるよう、さらなる利下げを示唆した。

次回の金融政策決定会合は6月19日の予定だ。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク