◎現場はカビテ州タガイタイのレイク・ホテルの一室。従業員が手足を縛られた状態で死亡している3人を発見した。
フィリピン・首都マニラ南方のカビテ州のホテルでオーストラリア人2人とフィリピン人1人が殺害された。警察が11日、明らかにした。
それによると、現場はカビテ州タガイタイのレイク・ホテルの一室。従業員が手足を縛られた状態で死亡している3人を発見した。
タガイタイ警察の署長はAP通信の取材に対し、「犠牲者の携帯電話は現場に残されていた」と語った。
地元テレビ局は関係者の話しとして、「被害者の財布が見当たらず、強盗殺人を視野に捜査を進めている」と伝えている。
タガイタイ市長室はSNSに声明を投稿。事件にショックを受けていると表明した。
報道によると、殺害されたのはオーストラリア出身の50代男性と、オーストラリア国籍を取得したフィリピン生まれのパートナー、その親族のフィリピン人とみられる。
警察が目撃者から話を聞き、監視カメラなどを調べている。
地元テレビ局は関係者の話しとして、「監視カメラをチェックした結果、遺体が発見される数時間前にマスクとパーカーを着用し、バッグを持った男が被害者の部屋から出て行く様子が映っていた」と伝えている。