インド西部でバス炎上、少なくとも20人死亡、15人重傷

出火原因は明らかになっておらず、消防が調べている。

インド西部ラジャスタン州でバス火災が発生し、少なくとも20人が死亡した。地元当局が14日、明らかにした。

それによると、事故は同州ジャイサルメール近郊の道路で発生。乗客35～50人を乗せた2階建てバスが炎上・全焼した。

AP通信は関係者の話しとして、「車両後部から出火し、運転手が路肩に停車した乗客に降車を促したが、大勢が逃げ遅れた」と報じた。

出火原因は明らかになっておらず、消防が調べている。

地元テレビ局は「後部の制御盤から出火したとみられる」と伝えている。

消防は車内から19人の遺体を収容。もう1人は病院に搬送中、亡くなった。少なくとも15人が重傷を負い、治療のため病院に搬送された。

警察によると、バスがジャイサルメールを出発して5分ほどで出火したという。